- 一台8役
- ほったらかし調理
で、有名な電気圧力鍋のクッキングプロを70代の義母が愛用しています。
家事を任せきりな嫁が、義母に教わりながらクッキングプロを使ってみました。
使ってみてわかったクッキングプロのメリットデメリットを紹介します。
クッキングプロとは
材料を入れてボタンを押すだけで、美味しい料理が簡単に作れる電気圧力鍋「クッキングプロ」。ラジかる!!やPON!にレギュラー出演している料理研究家の浜内千波先生やフリーアナウンサーの高橋真麻さんも愛用しています。
仕様(サイズなど)
電子レンジと並べておけるくらいコンパクトで、わが家はよく使うので背面カウンターに置いてます。
電源 | AC100V(0/60Hz) |
消費電力 | 700W |
調理容量 | 2.4L |
満水容量 | 3.2L |
内部圧力 | 30-50KPa |
質量 | 3.6kg |
寸法 | 幅28.5cm×奥行き27.3×高さ29.5cm |
クッキングプロは最初は家事室に置いて、使うたびにキッチンへ移動していました。
圧力鍋って重いイメージがあったけど、70代の義母も楽に持って行き来できるくらい軽いです。
トマトスープの材料
- 玉ねぎ3個
- 人参1本
- じゃがいも1個
- ねぎ1本
- 鶏肉270g
- トマト缶(カット)1個
- コンソメの素1個
ほぼクッキングプロの容量限界まで入れたところ、5人前のスープがちょうどできました。
コンパクトサイズですが入れられる量は十分です。
調理時間はどれくらい?
メニューボタン | 用途例 | 初期設定時間 | 設定可能時間 |
シチュー/スープ | カレー、ポトフ、おでん | 5分 | 1〜120分 |
ごはん | 赤飯、おかゆ、ピラフ | 6分 | 1〜40分 |
魚・野菜 | サバの味噌煮、温野菜 | 20分 | 1〜60分 |
肉・豆 | 豚の角煮、ローストビーフ、黒豆 | 15分 | 1〜60分 |
パスタ | スパゲッティ、ペンネ | 1分 | 1〜15分 |
クッキングプロの圧力調理の設定時間の目安です。1分単位で変更でき、慣れてくると量や好みに合わせて時間を調整します。
ここが注意ポイントです。
注意
調理時間は圧力調理時間だけではない!
- 余熱
- 圧力調理中
- 減圧
クッキングプロは3つの工程に分かれます。
圧力中の時間以外に余熱と減圧で合わせて20分〜1時間かかるので、慣れるまでは余裕を持って作り始めましょう。
クッキングプロの使い方
豚の角煮を作ってみた
クッキングプロの使い方
- 材料・調味料を入れる
- 蓋を閉めてバルブをセット
- メニューを選んでボタンを押す
とろとろに柔らかくて味が染み込んでめちゃくちゃご飯に合う!冷めても美味しいからお弁当のおかずにもなりますよ
今回は豚の角煮を義母と一緒に作ったのでレシピも踏まえて紹介します
私はクッキングプロを初めて使ったので上手くできるか不安でしたが、2,3回使ったら基本的な扱いはすぐ覚えられました。
義母は説明書を読まずに使っているくらい操作も簡単です。
材料・調味料を入れる
材料
- 豚バラかたまり600g
- ローズマリー(あれば)
- 塩胡椒
- 醤油
作り方
- 豚バラに塩胡椒を揉み込む
- 豚バラを半分に切り、クッキングプロに入れる
- ローズマリー、醤油を適量入れる。
[st-kaiwa-1018]調味料の量は適当です。醤油は円を描く様に3回入れました[/st-kaiwa-1018]
蓋を閉めてバルブをセット
- 蓋を閉める
- 圧力切り替えバルブを「圧力◉」の位置に動かします。
合わせる位置がマークや文字で表示してあるのですぐ覚えられます。
ただ、圧力の文字が黒背景に黒文字で義母は見にくいため、マスキングテープで名前を書いています。
メニューを選んでボタンを押す
- メニューボタン[肉・豆]を押す
- [調理スタート]を押す
ポイント
[調理スタート]を押す前に圧力時間を変えたりタイマーで予約することができます。
これであとは待つだけで美味しいとろとろ角煮が出来上がります!
余熱〜完了まで30分未満でできました!
クッキングプロを使ったリアルなレビュー
良いところ
- 野菜や肉が柔らかくなる
- 放ったらかしで出来上がる
- 操作が簡単
- ボタン表示がわかりやすい
- タイマー機能が便利
- 圧力鍋特有の音や蒸気の発生がない
何と言っても、簡単に野菜が柔らかくなるところが嬉しいです。
人参を茹でるのが苦手でしたが、クッキングプロを使うと手軽に理想の柔らかさになりました。
また、タイマー機能がすごく便利です。
今までは12時に昼食なら11時から準備して〜...娘がかまってと甘える → 結果、予定より大幅に遅れる...
クッキングプロで料理するときは、朝食の片付けをしているついでにタイマーして12時に食べられるようにする
という時間の寄せ方ができるようになったので、自由時間が長くなりました!
もちろんつきっきりで鍋を見ている時間がなくなった時短効果も大きいです
良くないところ
悪いところ
- 圧力の表示が見にくい
- 余熱と減圧の時間が初心者には予測しにくい
- [煮込み・炒め]が最長3分
1)表示の見にくさ
私は気にならなかったんですが、義母が黒背景に黒文字は見えにくいようで、手書きで[圧力]と書いていました。
2)余熱と減圧の時間
圧力時間は表示通りなのでわかりますが、余熱と減圧の時間は食材の量や種類によって違うので調理開始時間が悩みます... と言っても、減圧が終わったら自動で保温してくれるので、扱いに慣れるまでは早めに調理を開始することで出来上がりが遅くなることは防げます。
3)[煮込み・炒め]が最長3分
煮込みと炒めもクッキングプロの役割の1つですが、圧力鍋の補助機能と捉えた方がいいです。圧力前に下ごしらえで炒める、圧力後に煮込むという使い方です。
実際炒め機能を使ってみましたが、3分では全然炒め切らないし、フライパンの方が早いです。3分を超えて再度炒めるボタンを押してもめんどくさいので、フライパンの洗い物を減らすために少し炒めたい、くらいの気持ちで使うといいです。
ただし、スープを圧力鍋で作ってから、カレーのルーを入れて煮込むための[煮込み]機能は便利です。
クッキングプロの他の利用者の口コミ
良い口コミ
- 忙しい主婦の味方
- ゆとりの時間が生まれ、子どもと関わる時間が増えた
- 堅い芯も柔らかくなるから食材の可食部分が増え食費の節約&食品ロスに繋がる
- 鍋の吹きこぼれや火加減を気にせず楽になった
- 高齢の母も喜んでいる!
楽天☆4.26、アマゾン☆4と高評価です。
悪い口コミ
- 煮込み・炒め最長3分
- デザイン
- 加圧・減圧に時間がかかる
- 鍋のコーティングが弱い
デザインは確かにおしゃれではないですが、ボタンの文字が大きくて親世代も使いやすいと思います。
また、わが家は義母の好みでシルバーを選択しましたが、色はブラックとレッドもあります。
加圧時はお湯を使うと加圧時間の短縮、減圧時は圧力切り替えバルブを[排出]に変えるとすぐ減圧され時短になります。
鍋のコーティング剥がれは、金属製の調理器具を使っていたことが原因でした。説明書にも金属は禁止と書いてあります。シリコンや木製を使いましょう。
クッキングプロがおすすめな人
- 時短料理したい人
- 時間を有効活用したい人
- 美味しい料理を簡単に作りたい人
時間に価値を見出せる人にはおすすめです。私もタイマー機能を利用して昼食の準備を朝食の片付けをしながらできるようになったので、その分子どもと遊ぶ時間や自分に使う時間が増え心に余裕が持てました。
クッキングプロをおすすめしない人
- 料理中はキッチンから離れたくない人
- 大家族の人
クッキングプロは美味しい料理とともに時短もメリットの一つです。
ただし料理中は気になってキッチンにずっといる人だと意味がありません。
また、クッキングプロでメインのおかずを作る場合、大人6人分くらいがせいぜい。
7、8人の大家族だとクッキングプロのできる量だと食べ足りないのでおすすめしません。
クッキングプロを買うには
楽天、Amazonでも買えますが、公式サイトで買った方が2,000円以上お得です。
クッキングプロのデビューまとめ
- 簡単に柔らかく味の染み込んだ料理ができる
- 時短料理で自由時間が増える
クッキングプロで自分に余裕が生まれ、家族も笑顔になります。
70代の義母も愛用するくらい簡単操作で親へのプレゼントにも最適です。